NPB通算224勝、監督としても好成績を記録した元プロ野球選手、工藤公康さん。その息子である工藤阿須加さんは俳優として活躍していますよ。
今回は工藤阿須加さんの活躍について紹介します。
工藤阿須加は工藤公康の息子!
俳優として活躍する工藤阿須加さん、父は一流プロ野球選手だった工藤公康さんです。
工藤公康さんと言えば、現役時代の活躍はさることながら、監督としても福岡ソフトバンクホークスを5度の日本一に導く見事な手腕を見せていました。
2023年に阪神タイガースを久しぶりに優勝、日本一に導いた名監督、岡田彰布 息子さんは名門、大阪大学を卒業し、現在はジャカルタで働いているのだとか。名監督の息子にも優れた方は多いのかもしれません。
工藤阿須加の経歴
2012年に俳優デビュー
2012年の日本テレビのドラマ「理想の息子」で俳優デビューした工藤阿須加さん。
2013年にはNHK大河ドラマ「八重の桜」で綾瀬はるかさん演じる主人公、新島八重の弟である山本三郎役として起用されました。更にフジテレビの「ショムニ2013」にも出演、俳優デビュー後早い頃から活躍は多かったですよ。
「ルーズヴェルト・ゲーム」に出演
2014年のTBS日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」にも出演した工藤阿須加さん。同ドラマは、廃止寸前の社会人野球部が復活を目指し奮闘する姿を描いた作品です。
工藤阿須加さんは約100名のオーディションの中から、社会人野球部の投手である沖原和也役に抜擢、奇しくも父と同じポジションの役を俳優として演じることになりましたよ。
実は野球は未経験だという工藤阿須加さん。ドラマ放送時期にプロ野球の試合の始球式を投げる機会があったのですが、その時にはかつて父が背負った西武ライオンズの47番のユニフォームを着用し114キロを計測しました。
【工藤阿須加さんの超剛球】俳優とは思えない”驚愕始球式” (youtube.com)
その後も様々な作品で活躍
以降も工藤阿須加さんは2015年度後期の朝ドラ「あさが来た」、2019年度前期の朝ドラ「なつぞら」など、様々な作品に出演。
2018年のフジテレビ系ドラマ「ザ・ブラックカンパニー」ではドラマ初主演を務めており、その後も2020年のフジテレビ系ドラマ「連続殺人鬼カエル男」で主演を務めています。
2022年にはTAMA映画祭最優秀作品賞やヨコハマ映画祭審査員特別賞に選ばれた映画「ハケンアニメ!」にも出演しましたよ。
工藤阿須加は農家としても活躍
工藤阿須加さんは2021年より、山梨県北杜市、株式会社ファーマン井上農場に畑の一角を間借りして農業を始めています。俳優活動と並行して農家をされているのですね。
無農薬の有機栽培で、一年で栽培する野菜は15品目ほど。農業に関するシンポジウムやイベントにも数多く登壇しており、食の問題について精力的に発信していますよ。
日本テレビのバラエティ番組「有吉ゼミ」内で「工藤阿須加の農業生活」といったコーナーが放送されるなど、テレビ番組で工藤阿須加さんの活動が取り上げられることもあります。
BS朝日では「工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました」という冠レギュラー番組が放送されていますよ。
工藤阿須加は東京農業大学卒業
実は子供の頃から食への関心が高かったという工藤阿須加さん。父がアスリートのため、工藤家は父に気遣う食生活を送っていたことが影響しているようです。
高校三年生の時にリンゴ農家、木村秋則さんの著書「奇跡のリンゴ」を読んで感動し、東京農業大学に進学。当時から就農を真剣に考えていました。
その後、俳優にこそなったものの、コロナ禍をきっかけに「家族や友人に何かあったときに守ってあげられる場所を作りたい」と農家になることを決意したのですね。
「お金や時間ができてから始めるのでは間に合わない」と感じ、俳優として多忙な中でも農家を始めるに至ったそうです。
農業を始めて1年半、俳優・工藤阿須加が体当たりで伝える「農業の今と未来」 | FRaU the Earth (gendai.media)
最後に
今回は工藤阿須加さんの活躍について紹介しました。
ちなみに工藤阿須加さんは野球経験こそなかったものの、スポーツはテニスをプレーしプロを目指せるほどの腕前だったそうです。高校で肩を故障してしまい、その道を断念したのですね。