引用元: http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1572637064/
落差がないからだろう
実際には取って付けたように落差を付ける作品が多いぞ
スライム転生とかスライムって一見モブっぽいし、無職転生とかモロに狙いはわかるだろ
追い出し系が流行ってたこともあるからな
どんだけ成功体験ないんだよっていう
マジでそう思うわ
別の要因考えずに中身のない空論に飛びつくのは思考停止でしかない
我慢して読むとか言うのがありえないってのは
「それらは我慢などなしに読めて当たり前」
ってことだよ
だから「努力描写が駄目なのは我慢できないオッサン読者が増えたから」っていう世論が誤りだって話だぞ
我慢なしに読めて当たり前なんだから
その当たり前を受け入れずにただ楽な方へ流れるブタが多いなって話だろ
何がおかしいんだ
なんだよあれ、気持ち悪すぎだろ
ぶっちゃけどの作品も主人公だから最強なだけだし、主人公が俺つええしてるのも一緒だよ
陰キャオタクが修行無しに突然スーパーパワーに目覚めるってのは良くある、スパイダーマンとかな
ただ、そのせいで不幸になったり葛藤ができつつも俺TUEEしてドラマが生まれるわけで
緩急がねーんだよ
子供時代から始まる奴はたいてい修行しながら成長していく
つまりなろう読者は、修行が受け入れられないみたいな発想がそもそもとんちんかんということ
って結論をこないだ友人が出してたが案外これが的を射てると思う
面白い修行シーンもりもりの小説ってあるのか?
そもそも修行無しに成り立ってる作品に無理矢理修行描写入れろって言ってる方がおかしい
てか漫画ですらダイジェストみたいに描かれる事多いのに小説でまともな修行描写って想像つかんわ
ネガティブな感情を想起させる展開は作者の力量が問われるからね
素人小説サイトだから純粋に下手くそな作者しかいない
安易に何も考えずに仲間殺したりするような作者しかいないからそりゃ読者が離れる率も高いよ
できてる作者はできてるし、純粋に力量のない作者がぼやいてるだけのケースが多い
スパイダーマンの映画の一作目を初めて観た時、すごくワクワクしたのを今でもよく覚えてる
それは主人公が自分の人生に対するジレンマから解き放たれたからじゃなくて、超人的な力に目覚めたことそのものに対する感動だったんだと思う
なろうの「転生」とか「チート」ってやつは、それが作者の抱える「負」や「満たされない性欲」の裏返しであることが見え透いてるから甘っちょろいし、キモいんだ
「もしもこうだったら俺も頑張れるのに」と爪かじってスクリーンの前にうずくまってる奴の戯言なんて普通なら聞きたくもない
そんなものは夢でも希望でもなんでもない
ポルノなんだよ
この結果が俺TUEEだったとしても起承転結は成り立つ
正常な人間は「うまくいきそうでなかなかできない」ものに熱中するわけだしな
ちょこちょこっとしたスナック菓子食いたくて来てるのにフランス料理フルコース出されても困るじゃん
濃密な描写、感情の振れ幅の激しい内容、入り組んだ伏線、錯綜する思惑、そういうの胃もたれするし求めてない
そういうのは歴史小説でも読むから別にいい
手軽で快活明朗なハチャメチャで破綻しすぎてない気持ちいいものを読みにきてる
みたいなことを読んでるやつから聞いた
消費者側は常に結果で語るだけだよ
本当にそういう作品があるなら歴史小説じゃなくてWEBからも捜すようになる
純粋に力量ないのに背伸びした何がしたいのかわからない作品が多いから、シンプルな作品が好まれてる
昔見た俺修羅ですら結構衝撃的だった
結局、漫画叩いてる老人たちと一緒で、自分が楽しめないから叩くってだけ
実は脳が老化して新しいものを受け入れられなくなってるだけなんだけどね
作品の趣旨を理解してないなぁとは思う
単につまらないって言えばいいじゃんとも
なろうに努力やらの描写が少ないのは物語の進行に必要なものではないということ
なろうの検索ワードランキングトップはずっと「日常」だからね、異世界スローライフに必要な要素ではない
日常系にがっつりした努力が組み込まれる事は少ないしあのゲーム風異世界では戦いも日常の一部だから
ついでに面白く努力を描くのは素人にはとても難しいと思う
俺も努力する作品読みたい時に素人創作漁ることはない
プロの作品でもあんまいいのないが
まぁそもそも俺が好きなのは努力する主人公じゃなくて成長する主人公なんだけどな
調子に乗って失敗するとかはもう愛嬌でいいと思うけど似たような事で何度もふさぎ込んだりする奴は嫌い
よく嫌いなものにそこまで目を通そうと思えるよ
あと努力というかやったことがちゃんと報われてほしい
自分由来ではない突然降って湧いたような立場や力を手に入れ
それを何のありがたみもなく我が物顔で振るってチヤホヤされるに甘んじる
というキャラクター性にまず共感や感情移入が困難だからね
一時期異世界転生自体が現実逃避でリアリティのある青春モノとかをやたら持ち上げてる奴いたけどなぜリアリティがあれば現実逃避にならないのかという理屈を示してなかった
俺はなろうの異世界転生主人公とリアリティのある現実世界の主人公なら後者の方が感情移入しやすい
だからと言って後者を現実の代わりにするつもりは無いが「非現実的な内容=現実逃避」とは思えないでいる
叩くために見てるからそりゃ一挙手一投足何やっても不満だらけでつまらないわ
但しその面白い作品は大量の駄作に埋もれて日の目を見ないだけだと彼らは言う
だからこそ掘りだすロマンがあると彼らは言う
なろうって実は若者なくておっさんがメイン読者って聞いたけど
それ以上のオッサンはイメージだけで語ってる節がある