83歳のマリナーズファンから大谷翔平への手紙が話題に

https://www.lookoutlanding.com/2017/12/4/16735898/dear-ohtani-san

Dear 大谷さん

私がこの手紙を書いたのは、貴方が人生においておそらく最も重大な決断をするにあたって、一人のファンの案内とお願いを聞きとめて頂ければと願ってのことです。

私はシアトルに住む83歳の老いぼれで、幼い頃より常に野球を愛してきました。ボストン・レッドソックスと共に育ち、数多くのスター選手たちがプレイするのを、幼い私は食い入るように観戦してきたのです。

ジョニー・ぺスキー、ボビー・ドーア、ドム・ディマジオの全盛期を目の当たりにし、テッド・ウィリアムスがキャリア最後のホームランを打った日にも私はスタジアムにいました。あの瞬間は、今でも私の脳裏に残照として在り続けています。

そして、その後、私はここ太平洋岸北西部の町にやってくることになり、それ以来不動のマリナーズファンとなりました。

この手紙を書くのは、ただ貴方が素晴らしい才能を持っていて、貴方が私のお気に入りのチームへの加入することを望んでいるからだけではありません。
貴方が、何に価値を感じて人生を生きるかという点において、他のどの若きスター達とも異なっているからです。

貴方はお金が全てではないと、自分自身の行動であらゆる人間に示して見せました。そこに私は心から敬礼したいのです。
この、誰もが金銭以外を考慮しない時代において、貴方は明らかにそれ以上の、もっと何か別のものを信じています。貴方は、皆が失ってしまった、古き良き心を持つ若者なのです。

あなたの獲得を争うGM達は皆、先日の貴方のアンケートに忠実に記入しました。
複数のメディアを駆使し、チームのお偉いさんやマーケティングの専門家が巧みに組み立てたプレゼンテーションで、あなたに栄光を約束したことでしょう。

今、私は貴方がそのようなつまらない見世物にうんざりしているだろうことを確信しています。
そして、もし私が貴方のことを正しく理解できているのなら、貴方の決断は彼らの解答以外に基づくものでしょう。

少し、私たちについて話させてください。

私たちは進歩的で未来を見ており、そして何よりも、私たちは自分たちの選手に対して忠実です。良い時も悪い時も、私たちは選手の側に常に在り続けます。
私はこの街で、（他の都市と違って）、スランプに陥ってしまった選手がファンからブーイングされたのを聞いたことがありません。

私たちは選手をありのままに受け入れ、自分のことだけを考えるようになった選手だけを拒絶します。（アレックスロドリゲスが我々を見捨てた時、私たちはお返しに彼に偽札を浴びせてあげたように）

私たちは自分たちの選手のプレイの功績だけでなく、その人間性や彼らが表現するものを愛します。
私たちがイチローを誇りに思うのは、彼が卓越したスピードとバットコントロールを持っているからだけでなく、その成功の為に彼が行った練習量や献身を知っているからです。

ロビンソン・カノーには、そのリーダーシップと彼の揺るがない自信を。ネルソン・クルーズには、クラブハウスを明るくするその温かくにこやかな笑みを。フェリックスとエドガーには、その並外れたピッチングとバッティングだけでなく、彼らの忠誠と献身を。

今日において、プロアスリートがそのキャリアでたったひとつのチームに所属し続ける決断をすることがどれだけ珍しいか。

アメリカでは、年老いた人々は「バケットリスト」と呼ばれる、その老人が死ぬ前にやりたいことを綴ったリストをそれぞれ持っています。
そして貴方のプレイを球場で直接見ることは、私のリストのトップに書かれています――私が愛する偉大な才能が、実際にプレイするところを見たいのです。

しかし、リストの他のどれとも違い、これは私がどうにかできるものではありません。どのチームでプレイするかの決断は、貴方だけのものだからです。

ただ、近頃、年老いた私は外出もとんとしませんが、もしもマリナーズのユニフォームを着た貴方を見れるのならば、その時は特別に頑張って貴方を見にいくつもりです。その時はきっと私は祝福されたように感じ、その機会が訪れたことに深く感謝することでしょう。

私の手紙を読んでくださり有難うございます。今、私はとても落ち着いています。だって貴方がどのような決断をしようとも、それが
正しい理由によるものだということを、私は知っているのですから。

Go takō o inorimasu, （ご多幸をお祈りしています）
ラリー・パロス

https://visionsportsnews.com/mariners-pursuit-of-ohtani-takes-positive-turn/

＞＞Passan quoted unnamed sources Saturday saying the Mariners have asked some of their current players to clear their schedules Tuesday through Friday
to potentially be able to meet with Ohtani in L.A., and it’s believed some former players have indicated a willingness to help.
One player who doesn’t appear in position to aid the recruiting process is All-Star second baseman Robinson Cano,
who is currently in Israel on vacation, according to his Instagram account.

シアトルはイスラエルでバカンス中のカノー以外の主力選手全て（ケン・グリフィーJrも？）が
大谷との直接面談に顔を出すみたいだけど・・・
大谷詣でがスゴイことになってるな